
女性が若返る、ピンク色の魔法
誰が決めたわけではありませんが、ピンク色は私たちの中で女性の色、女性らしい色という認識があります。
実際、男性がピンクを着こなしているケースはあまり見かけません。なによりピンクの持つ、かわいい、ふっくらした、明るいイメージが、男性にとっての「自分をこのように見せたい!」というイメージとほとんど重なっていないせいもあるのでしょう。
このように男性にとっては少々扱いにくいこのピンク色ですが、女性にとってはどうでしょう。
自分の部屋をピンクで飾り立て、ピンクの洋服を身につけて・・・。
これは大人が勝手に思い浮かべるローティーンの女の子の姿ですが、実はこのピンク好きの傾向は、若い女の子ばかりではなく、全ての世代の女性に共通のもののようです。ただし、年齢を経るにしたがって明るいピンクから徐々に好みが変わり、紫に近いピンクへと変わっていくようです。

さてこのピンク色ですが、なぜここまで女性に好まれているのか。かわいいから。もちろんそれもあるのでしょうが、ピンクの女性にもたらす身体への効果に、本能的に惹かれている部分があるようです。その効果とは若返り!
ピンク色はエストロゲン(女性ホルモン)を分泌させる効果があります。
エストロゲンは女性の若さを保つ働きをしているもので、この若さホルモンがきちんと分泌されることで、身体の若さが大きく違ってきます。
実はこの若さのホルモンの分泌は、目から入った光によって刺激され活性化していくと言われています。ピンク色は数ある色のなかでもっとも女性の若さホルモンを活性化させる色だったのです。
つまりピンクを身に付けていたり、常に目の届くところに配置しておくことで、若さを保つためのホルモンが活発に分泌されることになります。
この効果はアメリカで実験されていて、ピンクの服を着、カーテンをピンクに替えて生活した女性は、肌が若返り、肉体的にも精神的にもいきいきとして見違えるような美人になり、その上性格まで明るく優しくなったといいます。
また1日3回程度、例えば朝、昼、晩とピンクを頭の中にイメージし、リラックスして3回ずつ深呼吸を行う。これを半年続けたところシワが消えたという報告もあります。
イメージが難しい場合には、ピンクの花の写真などを見ながらでも構いません。
ぜひお試しを!
Highlight
ピンク色には女性ホルモンを分泌させる効果があり、若返りが期待できます。
1日3回程度、ピンクをイメージして深呼吸することも効果的。