密にならないレジャースポット「メガイルミ」
今回は大井競馬場で開催中の「TOKYO MEGA ILLUMINATION 2020-2021」（メガイルミ）をご紹介。
「競馬場でイルミ？」と思われるかもしれないが、むしろ「競馬場だからイルミ」かもしれない。競馬場は382,522㎡、収容人数は約63,000人と巨大な施設。ここに広がるイルミネーションは「圧巻」だ。関東一の規模といってもいいだろう。
密にならない広さ
とにかく会場が広いため、500人の入場者があっても「空いているね」と感じるほど。様々なイルミネーションをゆっくり鑑賞し、他人を気にせず写真におさめることができる。
設置されているイルミネーションをいくつかご紹介しよう。
会場への入り口は「TOKYO TIME TUNNEL」。ここをくぐると「TIME TRAVEL AREA」に入る。日本の原風景から始まって、江戸、明治、大正、昭和をイメージしたイルミネーションが設置されたエリアへと続いていく。
メガイルミのシンボルと言ってもいい「江戸桜トンネル」。長さと豪華さに圧倒される。
他では見ない形のイルミも多い。こちらは「藤棚」で幻想的な写真が撮れるスポット。
「大正ロマン光庭園」にあるイルミネーションも独特なデザイン。和傘をイメージしたライトも見応えがある。
これ以外にも「江戸極彩棚田」「THE GENFUKEI」「ローズガーデン」など、様々なテーマのイルミネーションが設置されている。すべてを堪能するには１時間では足りないぐらいだ。
また1時間に４回開催される噴水ショーは見ていて飽きないし、その後に出現するオーロラも幻想的で美しい。
感染症対策もバッチリ
敷地内にはいくつかの飲食店舗がある。どの店舗もしっかり感染症対策がなされていて、安心できる。
建物のドアはすべて開け放たれており、ドアノブなど人が触れる場所は定期的に消毒している。
食事をするテーブルには飛沫拡散防止用の透明のパーテーションも設置されている。施設内のあちこちに消毒液も設置されており、気になったらすぐに消毒できるようになっている。
子どもも楽しめるレジャー施設
イルミネーションというと「カップル向け」のイメージがあるかもしれないが、メガイルミは親子連れにも優しい施設。
特別な衣装を着たミニチュアホースとポニーは子どもたちに大人気で競馬場らしい演出だ。
くるくる動くイルミネーションや、踏むと動くイルミネーションも親子連れに人気だ。ケラケラ笑いながら思いっきり走りまわる子どもたちの姿は微笑ましい。
「G-FRONT」という飲食可能な施設には子どもサイズのイスとテーブルもあり、子連れには嬉しい。また、施設内のトイレはどれもきれいで、子どもたちにも安心して使わせることができる。
現在は新型コロナ対策のため予約制になっているが、仮に予約いっぱいになったとしても施設にはかなりの余裕がある。
少しの息抜きにでかけてみてはいかがだろうか。