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DSJレポ②メディアになる規制線

2022.7.6

2022年6月15日から3日間、幕張メッセで開催された展示会「デジタルサイネージジャパン2022(DSJ)」。ここで展示されていた「気になる新技術」をご紹介その2です。今回は「これがサイネージに?」と驚く商品です。

規制線がサイネージに

その名もズバリ「デジタルバリケード」。まずは写真を見ていただきたい。

デジタルバリケード

薄いテープ状のスクリーンが、ポールの中でくるくると巻かれている。巻かれている間も、文字などが表示されているのがおわかりいただけるだろうか。

規制線は事故などがあった際によく使われるテープ状のものと、人の流れの調整などにも使われるベルトパーテーションがある。この製品は後者をデジタル化したもの。

通常のベルトパーテーションと同様、スクリーンは出し入れが簡単にでき、複数台連結して長さを調節することも可能だ。

文字を表示する様子

バリアフリー対応

工事や危険回避のために利用する場合には多言語対応が欠かせない。「立入禁止」「KEEP OUT」などと複数言語が記載されているものを見たことがあるだろう。

デジタルバリケードも複数言語に対応している。1本のバリケードには3つの投影エリアがあり、それぞれ表示内容を設定することができるため、複数言語の同時表示も可能だ。

動きをつけることもできるため、例えば「受付はこちら」と動く矢印で案内することもできる。

ベルトスタンドにはスピーカーを内蔵。音声での案内や警告音を鳴らすことができ、視覚に障がいのある方への情報伝達に役立つ。

表示内容の調整はスマホから簡単にできるという。音声入力した文言をそのまま表示したり、翻訳して表示でき便利だ。

専用アプリケーションの画面

もちろん屋外での利用も可能。表示内容次第で、活用の幅は広がりそうだ。

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